- その他の呼び方 ・・・ ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)
- 取り扱いメーカー ・・・ デュポン
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 特性
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 基本情報
樹脂の特徴 | 抜群の耐熱性、耐薬品性という特性を活かし、先端技術分野で活躍する。フッ素系樹脂の代表格、「テフロン」で有名。 | |
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長所 | 優れた耐熱性 (連続耐熱温度260℃[文献値]、TORLON® 275℃。) 高温環境での優れた機械的性質(特に耐クリープ性)、耐疲労性(耐ストレスクラック性)などを発揮。 耐磨耗性、摺動特性 (高温環境でも優れる) 寸法安定性 (線膨張率が小さい) 難燃性である (UL94V-0) 耐薬品性 (殆どの酸、アルカリ、溶剤に対して侵されない) 耐放射線性 幅広い温度体で安定した電気的性質 | |
短所 | 高価である。 脆弱性をなくし、強度を高めるため、結晶化に時間がかかる。 | |
主な用途 | プライパンなどの食品調理器具の表面コーティング。 電気、化学工業分野 (高温で腐食性の高い薬品を使用する環境で、チューブ、ホース、パッキン、摺動部品、絶縁材として使用。) 半導体製造装置ライン (各種薬液の搬送、貯蔵などのプラントに多用。) | |
外観的特徴 | 外観 | 不透明 |
色調 | 白色 | |
変色 | - | |
その他 | - | |
規格への適合 | ROHS指令 | 合致 |
UL-94規格 | V-0 | |
国内食品衛生法 | 適合 |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 熱的性質
耐熱温度(連続) | 260(℃) |
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荷重たわみ温度 | 120(℃) |
脆化温度 | <-100(℃) |
融点 | 327(℃) |
熱伝導率 | 0.23(W/m・K) |
燃焼性 | -(mm/min) |
燃焼 | 難 |
炎除去 | 自己消火 |
炎色 | ー |
ガラス転移点 | 変形、ワックス状 |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 耐薬品性
有機溶剤 | ◎ |
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塩類 | ー |
酸類 | ◎ |
アルカリ類 | ◎ |
酸化 | - |
鉱物油 | - |
植物油 | - |
耐アルコール性 | - |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 機械的性質
引張強さ | 140-350(Mpa) |
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破断ひずみ | -(%) |
引張弾性率 | 0.40-0.60(Mpa) |
アイゾッド衝撃強さ | 150-160(kJ/㎡) |
シャルピー衝撃強さ | 40(kJ/㎡) |
圧縮強さ(降伏応力) | 150-160(Mpa) |
曲げ強さ(応力) | 0.53-0.58(Mpa) |
テーバー式耐磨耗 | 0.1(mg/1000) |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 電気的性質
体積抵抗率 | >10 18乗(Ω ・ ㎥) |
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表面抵抗率 | ー(Ω ・ ㎡) |
絶縁破壊強さ | 16~46(kV / mm ) |
耐アーク性 | >300(sec) |
誘電率 | <2.1 |
誘電正接 | <1 |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 光学的性質
屈折率 | 1.35 |
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耐候性 | - |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 物理的性質
比重 | 2.14~2.20 |
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硬度(ロックウェル硬度) | R20 |
硬度(ショア硬度) | D50-55 |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 寸法安定性
線膨張係数 | 10(10-5/℃) |
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吸水率 | 0.01(%) |
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 規格への適合
樹脂・プラスチック - PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 規格への適合その他性質
樹脂切削加工.com PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 事例
樹脂切削加工.com PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(C)) 事例
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