- その他の呼び方 ・・・ ポリカーボネイト
- 取り扱いメーカー ・・・ 日本ジーイープラスチック
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樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 特性

樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 基本情報
| 樹脂の特徴 | モノマーの接合がカーボネート基(-O-(C=O)-O-)で構成される。機械的強度あるエンプラの中で、有用な透明のプラスチックとして各産業分野で活躍している。 | |
|---|---|---|
| 長所 | 汎用エンプラでは唯一透明なプラスチック。(光学機器にも用いられる) 成形収縮が小さく、吸水性が小さいため寸法安定性がある。 耐衝撃性が抜群に良い。 耐熱性、低温特性が良い。(使用可能温度-100℃~140℃と広範囲) 絶縁抵抗、耐電圧が優れている。 耐候性が良い。 自己消火性である。 | |
| 短所 | 耐疲労性は弱い。(脆弱破壊が起こる) アルカリ、有機溶媒に弱い。(エステル結合のためアルカリに弱い。) 高温高湿度環境下で加水分解する。 応力亀裂を起こしやすい。 | |
| 主な用途 | 電気・電子・光学分野 (CD・DVDのディスク、液晶テレビ部品、光ファイバー) 防具 (警察の防御盾、特殊部隊のヘルメット) 生活用品 (スーツケース、サングラス、眼鏡) 自動車・航空機分野 (コックピットの窓、ウインカー、テールランプ、ヘルメット) | |
| 外観的特徴 | 外観 | 透明 |
| 色調 | ー | |
| 変色 | ー | |
| その他 | ー | |
| 規格への適合 | ROHS指令 | ー |
| UL-94規格 | ー | |
| 国内食品衛生法 | ー | |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 熱的性質
| 耐熱温度(連続) | 120(連続)(℃) |
|---|---|
| 荷重たわみ温度 | 180-190(0.45MPa)(℃) |
| 脆化温度 | <-100(℃) |
| 融点 | 250(℃) |
| 熱伝導率 | 0.19(W/m・K) |
| 燃焼性 | V-2(mm/min) |
| 燃焼 | 難 |
| 炎除去 | 自己消火 |
| 炎色 | 無炎青色 |
| ガラス転移点 | 状態 滴下・燃 ホルマリン臭 CO2、メタンガス発生 |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 耐薬品性
| 有機溶剤 | 芳香族、塩素化炭化水素に溶 |
|---|---|
| 塩類 | ー |
| 酸類 | × |
| アルカリ類 | × |
| 酸化 | ー |
| 鉱物油 | ー |
| 植物油 | ー |
| 耐アルコール性 | ー |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 機械的性質
| 引張強さ | 64-66(Mpa) |
|---|---|
| 破断ひずみ | 110-120(%) |
| 引張弾性率 | 2400(Mpa) |
| アイゾッド衝撃強さ | 93-98(kJ/㎡) |
| シャルピー衝撃強さ | 84(kJ/㎡) |
| 圧縮強さ(降伏応力) | 69-86(Mpa) |
| 曲げ強さ(応力) | 93(Mpa) |
| テーバー式耐磨耗 | 13(mg/1000) |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 電気的性質
| 体積抵抗率 | 2~5×10 18乗(Ω ・ ㎥) |
|---|---|
| 表面抵抗率 | ー(Ω ・ ㎡) |
| 絶縁破壊強さ | 15~16(kV / mm ) |
| 耐アーク性 | 10-120(sec) |
| 誘電率 | 2.9 |
| 誘電正接 | ー |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 光学的性質
| 屈折率 | 1.59 |
|---|---|
| 耐候性 | 優 |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 物理的性質
| 比重 | 1.2 |
|---|---|
| 硬度(ロックウェル硬度) | M70-72 |
| 硬度(ショア硬度) | ー |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 寸法安定性
| 線膨張係数 | M70-72(10-5/℃) |
|---|---|
| 吸水率 | 0.15(%) |
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト 規格への適合
樹脂・プラスチック - PC、ポリカーボネイト その他性質
樹脂切削加工.com PC、ポリカーボネイト 事例

樹脂切削加工.com PC、ポリカーボネイト 事例
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