- その他の呼び方 ・・・ ポリエチレンテレフタレート
- 取り扱いメーカー ・・・ 日本ユニペット、ユニチカ、帝人化成、帝人、三井化学、三菱エンジニアリングプラスチックス、クラレ、デュポン、東洋紡績、ポリプラスチック
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 特性
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 基本情報
樹脂の特徴 | ポリエステルの一種で、テレフタル酸とエチレングリコールの重縮合体。 ベンゼン環をもつと共に、分子が直線状になるため、流動温度帯では、分子が配向しやすいため、結晶部分を作りやすい。(結晶性樹脂である) PETボトル、繊維のテトロン、ポリエステルとして有名なプラスチック。 | |
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長所 | 耐熱性に優れる。(熱変形温度240℃、連続耐熱温度150℃) 耐寒性に優れる。(-60℃) 透明性が良い。 電気絶縁性が良い。(耐アーク性:90~120sec) 耐薬品性が良い。 耐摩耗性 が良い。 耐溶剤性に優れる。 ガラス繊維を配合すると、エンジニアリングプラスチックとして用いられる。(耐クリープや耐疲労性が大きく、成形性、寸法安定性が良い。) 燃やしても有害ガスを出さない。 | |
短所 | 単体では脆い。(エンプラとして使用する際にはガラス繊維などで強化する。) 高温やアルカリ雰囲気で加水分解を起こす。 | |
主な用途 | 食品包装、食品・薬品・化粧品容器 | |
外観的特徴 | 外観 | 透明-不透明 |
色調 | - | |
変色 | - | |
その他 | - | |
規格への適合 | ROHS指令 | - |
UL-94規格 | - | |
国内食品衛生法 | - |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 熱的性質
耐熱温度(連続) | 150(℃) |
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荷重たわみ温度 | – (0.45MPa) 70-104 (1.8MPa)(℃) |
脆化温度 | -(℃) |
融点 | 245~284(℃) |
熱伝導率 | -(W/m・K) |
燃焼性 | HB(mm/min) |
燃焼 | 難 |
炎除去 | 自己消火 |
炎色 | - |
ガラス転移点 | 67~81 |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 耐薬品性
有機溶剤 | - |
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塩類 | - |
酸類 | ◎ |
アルカリ類 | ◎ |
酸化 | ー |
鉱物油 | ー |
植物油 | ◎ |
耐アルコール性 | ◎ |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 機械的性質
引張強さ | 48-73(Mpa) |
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破断ひずみ | 30-300(%) |
引張弾性率 | 2800-4200(Mpa) |
アイゾッド衝撃強さ | 14-37(kJ/㎡) |
シャルピー衝撃強さ | 39(kJ/㎡) |
圧縮強さ(降伏応力) | 76-103(Mpa) |
曲げ強さ(応力) | 96-131(Mpa) |
テーバー式耐磨耗 | 良好(mg/1000) |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 電気的性質
体積抵抗率 | >10 17乗(Ω ・ ㎥) |
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表面抵抗率 | ー(Ω ・ ㎡) |
絶縁破壊強さ | ー(kV / mm ) |
耐アーク性 | -(sec) |
誘電率 | 2.9~3.4 |
誘電正接 | 50 |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 光学的性質
屈折率 | 1.655 |
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耐候性 | 優 |
樹脂・プラスチック - PET 物理的性質
比重 | 1.29-1.40 |
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硬度(ロックウェル硬度) | M94-101 |
硬度(ショア硬度) | - |
樹脂・プラスチック - PET 寸法安定性
線膨張係数 | 6.5 |
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吸水率 | 0.10-0.20 |
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 規格への適合
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート その他性質
樹脂・プラスチック - PET、ポリエチレンテレフタレート 事例
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