プラスチック・樹脂部品の試作~量産までの一貫製造工場

樹脂(プラスチック)Q&A

1. 樹脂・プラスチックについて

樹脂・プラスチックの性質について教えてください。

樹脂・プラスチックは、主に石油を原料として製造されています。樹脂・プラスチックは、比較的成形が簡単な材料のため、大量生産される各種日用品や工業分野、医療分野の製品などの原材料となっています。製品の使用目的や用途に合わせた特性・性能を有する樹脂・プラスチックを合成することが可能であり、幅広く用いられています。樹脂・プラスチックの一般的な特徴としては、

■電気を通さない(絶縁体)
■水や薬品などに強く腐食しにくい。※
■燃えやすい
■紫外線に弱く、太陽光に当たる場所では劣化が早いものもある

等が挙げられます。しかし現在では、使用目的に応じてこれらの性質に当てはまらない樹脂・プラスチックも開発されています。具体的には、

■電気を通す導電性プラスチック
■微生物によって分解される、生分解性プラスチック
■難燃性プラスチック

などの樹脂・プラスチックが製品化されています。また、以前は再利用が難しくよくゴミの最終処分場に混じっていた樹脂・プラスチックですが細かく分解して熱を加える事により元の原油として再利用が可能になりつつあります。

※ただし、これは樹脂・プラスチックが廃棄後の処理が行いにくいということでもあり、環境問題を引き起こす原因の1つにもなります。

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