樹脂(プラスチック)Q&A
1. 樹脂・プラスチックについて
樹脂・プラスチックの定義について知りたい。
日本では、樹脂・プラスチックは熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂のことを言い、弾性材料である合成ゴムや同姓繊維、接着剤などは樹脂・プラスチックとして扱わないことになっています。けれども、欧米では、合成ゴム、合成繊維、接着剤なども広く樹脂・プラスチックの仲間として取り扱われるのが一般的です。最近では、ゴムのような弾性をもつ樹脂・プラスチックもつくられるようになってきました。ゴムのような弾性材料をエラストマーといいますが、弾性をもつ樹脂・プラスチックもエラストマーと呼ばれます。また、合成繊維や接着剤も樹脂材料として重要な役割を果たすようになっていきました。そこで、本小冊子では、合成ゴムなどのエラストマーや、合成繊維、接着剤も樹脂・プラスチックの仲間として取り上げて話を進めることにします。