樹脂(プラスチック)Q&A
1. 樹脂・プラスチックについて
熱硬化性樹脂とはどのようなものですか?
加熱すると重合を起こして高分子の網目構造を形成し、硬化して元に戻らなくなる樹脂・プラスチックのこと。(クッキーのイメージです。)使用に際しては、流動性を有するレベルの比較的低分子の樹脂・プラスチックを所定の形状に整形し、その後加熱等により反応させて硬化させます。接着剤やパテでA液(基剤)とB液(硬化剤)を混ぜて使うタイプがありますが、これは熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂で、混合により重合反応が起こっています。熱硬化性樹脂は硬くて熱や溶剤に強いので、電気部品やテーブルといった家具の表面処理、灰皿、焼き付け塗料などに使用されます。