プラスチック・樹脂部品の試作~量産までの一貫製造工場

品質関係(外観について )

事例に関連する材質製造工程(PPS 、PI 、PAI 、PEEK
事例に関連する物性耐熱性(連続使用温度)
事例に関連する加工方法特になし
事例に関連する業界医療機器業界

相談内容

樹脂・プラスチック加工業者から届いた樹脂・プラスチック加工品を見てみると、色が異なる樹脂・プラスチック製品がいくつも存在した。 このような品質に問題がありそうな樹脂・プラスチック製品がなぜ納品されてしまったのか、その原因を知りたい。 また、仮に樹脂・プラスチック製品の品質に問題があるようであれば、不良品分を発注したい。

トラブルの概要・背景

現状をヒアリングすると共に、実際の樹脂・プラスチック製品を確認させていただいた。 その結果、樹脂・プラスチックの製造過程でどうしても発生する色ムラをについてご存知でないために、 品質上問題のない樹脂・プラスチック加工品を、不良品と勘違いして問い合わせを行ってしまっていたことが分かった。

提案事例内容

樹脂・プラスチックの特性上、同じ樹脂・プラスチック材料の同じ品質の製品であっても、色ムラが発生してしまうものであることを事例を交えて説明させていただいた。 その上で、今回届いた樹脂・プラスチック加工品が品質上まったく問題なく、追加発注の必要もないことをお伝えし、了解をいただいた。 樹脂・プラスチック製品の余計な追加発注をせずに済ませることができたため、コストを削減することができたとお喜びいただけた。 設計者が陥りがちな困りごと解決事例 - 品質関係(外観について )

結果・補足情報

■色の違いが発生する理由

樹脂・プラスチックの材料によって色調のバラつきに関するトラブルは少なからず発生するものです。けれども、そのような色調のバラつきは物性値に変化を及ぼさないとい点は案外知られていません。

樹脂・プラスチックの原材料や製造時の条件は全く同じであってもこうした違いが発生するのは、樹脂・プラスチック材料が焼成によって作られることに起因します。すなわち、樹脂・プラスチックの原料を焼成する際の炉の中の熱分布の微妙な差が、材料の色調に影響を及ぼしてしまっているのです。(メーカーによっては、色調自体を濃い色調に変更し色調の差を分かりにくくしているケースもありますが、多少の差があることは否めません。)

必要に応じて物性評価データを参考にする程度にとどめて、樹脂・プラスチック材料の色調の差については過剰に反応し過ぎないことを意識することが重要です。

樹脂・プラスチックの色はものによって多少違うケースが多々あります。 このことを理解し、自社ではどの範囲までであれば許容できるか、その範囲を明確にしておくことが、樹脂・プラスチック材料選定時のコスト削減につながります。

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